Category: Nikki

Journal

Sound Traces Moves

MAX2017_picture_mini

An Improvisation Performance Evening  – a MAX* Event

*The MAX series is conceived and organized by the MA Choreography (MAC) students of HZT Berlin. As a series, MAX presents choreography from various perspectives, formats, and contexts. Inspired by the GFT (Gesellschaft für Tanzforschung) symposium Sound-Traces-Moves in November 2016, this evening features the work of three performance artists/performance groups. Each performance presents a different approach to a performance practice at the intersection of voice/breath and movement.       


Alejandro Karasik | MA SODA, HZT 

Kai Evans & Yuko Matsuyama | MA Choreographie, HZT  

Special Guest : Ingo Reulecke
Akseli Aittomäki | MA SODA, HZT  



Date :  Thursday.16.02.2017  18:00 – 20:00 

Venue : shop&gallery neurotitan 
Rosenthalerstr. 39 10178 Berlin in Haus-Schwarzenberg 

2nd back courtyard, yellow sign to the first floor.  neurotitan.de



-PERFORMANCES-

ALEJANDRO KARASIK  

“Us, Apparatus”



We can no longer hold off the progress of machines, but we can attempt to reach a new strange subjectification with them. Live Labour is a search to interrupt our normalized relationship with digital devices, and summon us into a different affection. Moving from overzealous somatic practices to useless fetishist union, Live Labour delves into a deep computer dream, where electronic devices and human are taken to a paradoxical state of being.


Alejandro Karasik developed his work as a dancer, improviser, performer, choreographer, teacher, producer and editor in Buenos Aires. For six years he worked at the Research Institute in the Movement Department of Universidad Nacional de las Artes – UNA. Currently he is studying at the HZT Berlin: Master of Arts Solo/ Dance/ Authorship (SODA). He has a Choreographic Composition bachelor degree. He started studies in the FELDENKRAIS® Professional Training Program in Brazil. His interest in somatic practices is vast and intermingles with his stage research.



INGO REULECKE, KAI EVANS & YUKO MATSUYAMA

“VORSPRACHE  –  Abwechseln von Zuhören und Vokalisieren”

“PRE_LANGUAGE – Alternating between Listening and Vocalizing”



Katherine (Kai) Evans, Yuko Matsuyama and Ingo Reulecke are interested in the interface of pre-language phenomena and movement. In the improvisation practice they have developed together, voice and sound equally activate movement, and vice versa.
The three performers enter into an intense dialogue with each other, both on the level of dance and pre‐language, at the same time giving each performer space for her own approach to the work. These group actions and individual explorations are tightly connected with the space.

Link | Ingo Reulecke : www.ingoreulecke.com,
Yuko Matsuyama :  yuhki.de




AKSELI AITTOMÄKI
 
“Amplified breathing” – in search of an experiential and performative possibility”

The physicality of experience has been a long-term interests of mine. Related to this interest, I have, with various collaborators, experimented with amplified sounds (along with video image) as a way to provide the spectator with broader spectrum of ways to relate to the effort of the performing body. This work, however, has started to transform as the use of amplified (breathing) sound became a performative, improvisational possibility in its own right.

Link  : http://massescape.net/akseli_en.html


LINK   
Hochschulübergreifendes Zentrum Tanz Berlin (HZT) | hzt-berlin.de

Hochschule für Schauspielkunst “Ernst Busch” | hfs-berlin.de


Thank you for : 
Dr.Stephanie Schroedter.

Team Haus Schwarzenberg,
Team HZT | HfS Ernst Busch.



sketch no.1

時期が行ったり来たりするような気がしますが、5月にはサイト・スぺスィフィックをテーマにした講義がありました。晴れた日に、同級生のカイと街に繰り出して何本かビデオを撮影しました。普段、部屋の中にいて哲学書を開き「空間が動きを促す」と読んでもピンとこないものですが、野外に出ると突如自分の力ではどうにもできない事が沢山起きて、そこから動きというのは自分の中にも外にもあふれていることを実感します。
「体がすでに記憶している動き」というテーマで、おばあちゃんがピアニストだというカイに、Hula Hut&The Seven Seasのリハーサルスタジオ近所の街角に立ってもらいました。

HZT20160305_SR_3998_sakura copy大変桜の美しい時期でした。ベルリンにも桜が咲きます。気候や水が違うせいか、日本のような風情の桜にはなかなか出会えないのですが、毎年、町中の桜の木々たちが日本の春を届けてくれているような気がして、ふと木々に感謝を覚えます。
今年も綺麗で、嬉しかったなー。

Update 12.06.2016

4月にリサーチブロジェクトを一本発表し、その後、何があったのか覚えていない位の勢いで、途絶えることなく次々とリサーチやパフォーマンス、コラボレーションの準備等に追われていました。先週は、Deutschlandradio Kulturのラジオドラマの収録に行ってきました。
3時間半一本勝負という怒涛の録音でしたが、ドイチュラントラジオ素晴らしい設備で、ちょっと感激しました。去年も誘ってくださったチームなのですが、本当に、ご縁というのは何処からやってくるのか分からないものです。今年の12月に放送されるそうです。感謝。
今週は、屋久島から舞踏家の虫丸さんがいらしています。去年に引き続き、先月85歳になったボブさん( Bob Rutman )と共演されるのに、サポートとして入ります。月末には、これも2年ごとの恒例イベントになってきたババズラのFusion Festival公演があります。ババズラとの共演は、もう4年目になります。毎回、トルコ語、先の読めない即興、曲のキー等、色々悪戦苦闘しつつ、少しづつ、自分なりの彼らの音楽との踊り方、歌い方を探ってきています。
その前日の28日には、Eschschloraqueにてムラットの個人的なプロジェクト、シャドーダンス&ミュージックのMavigüneş69のライブにジョイントします。何度かセッションを続けているSchneider TMと一緒に参加するので、大変楽しみにしています。
その間、ハワイアンバンドのHula Hut & the Seven Seas のライブも3本ほど入っているので、勉強どころじゃないっていう感じですが、いえいえ、テオリーのセミナーが、とても興味深いところに入ってきているので、面白すぎて手を抜けない感じです。

deutschlandRadio

produktive

今月18日、大学で初めてのリサーチプロジェクトの発表をしました。自分がパフォーマンスにおいて興味を持っているのは、実は「見えないもの」なんだという事に思い至り、友人のMoritz Gagernと外山綾子ちゃんに参加してもらって、約3週間、「記憶」特に、子供の頃から気になっていたアンリ・ベルグソンの「物質と記憶」という本を読みながら、リサーチをしていました。
日常にも、舞台にも、私が「感じていること」が、実は私だけじゃなくて、もっと多くの人のテーマになりうるもので「現象学」として学問になっていたというのは、目から鱗がハラハラと涙になって落ちるような、心を打つ発見でした。この興味がどこに向かうのかは私にも解らないのですが、見えないものが見えるような(別に心霊現象ではなく)ちょっとマジシャンのような教授たちに囲まれて、勉強できる幸せをヒシヒシと感じています。                
Screen Shot 2016-04-20 at 6.55.00                    綾子ちゃんの後ろ姿、瞑想中ですね。
今日は、ドイツもメーデーでした。
朝から、NY大学からいらしたAndré Lepecki教授の講義に参加しました。
テーマは、ダンスのドラマトゥルクとその発展から、哲学とダンス、6週間後に出版される新しい本について等、話は私のリサーチのサブテーマだったベルグソンにも及び、昼休みも含めて5時間があっという間に経ってしまいました。
難解なのは、難解なのですが、本人に会って目の前で話を聞く方が、著作を読むより楽しくすんなり学べる気がします。今のところ。
 その後は、近所の劇場Sophiensealeに、先年講義を受けて以来ちょっとハマっている振付家、Peter Player氏のVisible Undercurrentを見に行ってきました。80年代のNYがその後のベルリンのダンスシーンに及ぼしている影響を紐解くような作品で、上記のレペッキ氏が研究、活動してこられた時間軸とリンクしていて、とても面白かったです。
 今夜は、作品中でもNYの当時のダンスシーンを代表する一人として紹介されているYoshiko Chumaさんが見にいらしてました。思わず声をかけてしまったところ、大変気さくに色々話してくださいました。ダンスの歴史を知りたいと思っているわけではないのですが、今の私たちのダンスにつながる時代の先駆者だった方々は、今もそのSpiritを失わずに活動し続けていらっしゃって、本当にぐっと来ます。
わかればわかるほど、もっとわからないものが空から降ってくる、そんな毎日です。

 

今日

目が覚めたら、3月11日だった。

世界中のいろんな国の人々の心の中で、
いろんな日が、こんな風に強烈な体感を伴って記憶されていて、
それは他の誰かが忘れても、一生心から消えないんだろう。

Happy Holidays!

今年も一年、ありがとうございました。
10月から通い始めた大学院も、早やクリスマス休暇です。
語学力が情報量に追いつかない毎日ですが、来年もくじけず励みたいと思います。

先週、一年の終わりにフラバンドの仲間とうちのスタジオの居間で録音しました。
シンギング・ソーのカタリナさんをゲストに、演奏しています。

楽しいクリスマスと、あったかいお正月、
そして素晴らしい素晴らしい2016年をお迎えください。

Aloha from Berlin

牧師のEduard Ebelが1895に作詞し、
オルガニストのDaniel Gottlob Türkが1792年に作曲したメロディーを取り入れた、
雪が静かに降る/ Leise rieselt der Schneeという曲です。

静かに雪が降る
沈黙と静寂が湖に満ちる
クリスマスらしく輝く森
喜びなさい、
もうすぐクリスマスの天使がやってくる。

02.12.2015

Ai Waiwai_UDK2015
ベルリンではなぜかみんな、自分たちの芸術活動を大変ローカルな活動だと考えていて、街やシーンへの思い入れを持って活動しています。もう12月なので少し前になりますが、ベルリン自由大学の客員教授になられたアイ・ウェイウェイ氏の初トークに行ってきました。トーク時自体は、大学側からの質問に答える形で進められて「紹介」という程度だったのですが、言葉少ないながらもウィットに溢れ、アートや学生への真摯な姿勢の混ざった、暖かいトークでした。
これから数年、彼のベルリンでの活動を通して、自分の中で中国に対してどんな思いや理解が生まれるんだろうと、大変エキサイティングに感じました。
右端は、うちの大学HZTの学長、ニック・ハフナー教授です。

1日過ぎて。

昨夜は、Auslandという会場でのイベントでした。
私は昼間にパリでの事件を聞き、ガーディアンで次々にアップデートされる情報を見ながら準備していました。パリとベルリンは距離的には車で10数時間でしょうか。もう少し北部の町リールには度々行っていますが、陸続きで通貨が一緒なので言葉が違っても国内旅行に近い感覚です。遠い他国の出来事という感じではなく、大変シリアスで、ショックで、悲しい出来事です。

イベントは、2つのノイズ系ライブに挟まれてのハワイアンライブという異様な企画だったのですが、大変な盛況ぶりでした。こんな時に、こんな時だからこそ、音の中で揺れながら過ぎてゆく時間が持てて、現実を見るための呼吸を整えた思いでした。
Fake Mistressのソロライブ、日本からは、ノイズバンドの非常階段さんが、初音ミクの扮装をした女の子がボーコーダを使って歌う横でノイズが繰り広げられるという、初音ミク&ノイズという企画モノのライブを持ってこられました。うちのハワイアン・バンドHula Hut & The Seven Seasは30分ほどのライブセットだったのですが、滝に落ちた神Akakaを偲んで流された涙が新たな滝となった、といういわれにちなんで、Akaka Fallsという曲も歌いました。書けば意味不明なイベントに見えますが、お客さんの様子もあって、なんだか不思議な纏まりがありました。

今年は7月には、イスタンブールから来た音楽家、BabaZulaのムラットとSchneiderTMと共に、イスラム教のラマダンをテーマにしたフェスティバルに参加しました。現代も含めていろんな時代のいろんな国のいろんなジャンルの音楽や舞台にライブで触れることで、テレビや文章では伝えきれない何か『情報』の様な物がどーんと空間に広がって、シェアされていくのを感じます。
読んだり検索したりして情報を得るのも大事だけれど、もっともっと、ジャンルを問わず、ライブで人と出会わなくてはと思います。

25.10.2015 初

ドイツではHörspiel(ヒョアシュピール)と呼ばれるラジオドラマ文化が深く親しまれています。
9月初めにシンガーとして参加録音した音源が上がり、昨日放送されました。
いつかやりたいなーと思っていたヒョアシュピールへの参加も嬉しかったのですが、
特に音楽チームの記載は無いのですが、個人的に注目するバンドのメンバーと、
夢見る前にご一緒出来たのは、夏の大イベントでしたって、大げさですが、本気です。
ドイツ語ですが、サイトからダウンロード、視聴も可能です。

Hörspiel „Mit heiler Haut
WDR3Produktion: WDR 2015/ ca. 53 min

12.10.2015

先週月曜に入学式を終え、今日から大学院が始まりました。
今週末は、2年前からご縁があってゆるーく考え続けているプロジェクトを、
初めて8分弱のライブ作品にしてMarameoでショーイングします。
コンセプトは、Movement&Sound Improvisationで続けて来ている事の延長線上で、
一つの言葉をテーマにしたストラクチャー・インプロヴィゼーションですが、今回は
こちらの衣装デザイナーの作った着物を使用するので、そこも個人的にはシュパネン(ちょっとエキサイティング)な所です。
音楽は、ほぼ完成。自分が踊るので、ライブで演奏出来ないのが残念ですが、
4月にノイロチタンで外山綾子さん&庄治美樹さんとパフォーマンスをした時のコンセプトから発展して、音で記憶のレイヤーを表現しています。
日本から数ヶ月来ている伊達麻衣子さんと竹田栄次さん、そしてイスラエルのダンサーYaron Shamirも新作を試作発表するそうなので、大変楽しみにしています。
 一昨日は、Hula Hut & the Seven Seasと久しぶりのライブでした。
会場のAntje Oeklesundは「まだこんな場所があったのか?」という様な隠れ家的な、
というかどうやって見つけるんだと言う程、闇に隠れた場所にあるクラブだったのですが、サーフバンドのLos Apollosと、サーフ&フラで大盛況の、というか異様な盛り上がりの土曜の夜でした。