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Kategorie: ベルリン日記

yuhki’s diary in jap

29.10.2017_Ukulele Festival

ハワイアンバンドHula Hut&The Seven Seasとの活動もかれこれ4年となりました。一生の趣味になるかなと歌い続けているんですが、週末の10月29日にはベルリンのウクレレフェスティバルに招待されて演奏してきました。かなり高度なウクレレ演奏家が集まるフェスティバルなので、冷や汗ものだったのですが、Ukulele Zaza 氏がMaui Chimesを一緒に演奏してくださったり、他の方のライブでは、ウクレレファンのお客さんがずらりと手持ちのウクレレを取り出して一緒に演奏したりと、なんとも心温まる、そしてウクレレの素晴らしさを再発見できたイベントでした。

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終わりの始まり

先週、修士課程の最終試験を終了し、大学生活もそろそろ終わり、のはずだったのですが、マスターのコースが終わった後も、あと半年大学に残ることにしました。 振付の修士過程をとっていた大学は、ベルリン芸大とエルンスト・ブッシュ演劇大学が共同で出資して3つのコースを運営している現代舞踊の為の大学機関、Inter-University Centre for Dance Berlin(通称HZT)です。私のコースは演劇大学に属していました。大変忙しい大学生活で、他の課と触れ合う時間がなくて残念に思っていましたが、修士課程が終わった後も半年在籍できることになったので、以前から興味があった演劇大学のドラマトゥルギーのコースに週一で聴講生として通わせていただくことにしました。 夏休み返上でステージングと振り付けを担当していたNeuköllner Operでのオペラ作品、「Fuck the facts」も初日以来、たくさんのメディアが取材に来てくださっているようで、ほっとしています。プロのコンテンポラリーダンサー達との仕事のプロセスとは180度角度を変えての振り付けで、諦めなくてはならない事も多かったのですが、役者も歌手も舞台機構や裏方も、自分にとってはコンテンポラリーダンスよりもずっとよくわかっている世界でのお仕事だったので、サクサクと、充実した毎日でした。そして、この2年間で現象学等を読みながら考えていた事を、ダンス作品とオペラ作品という全く異なる舞台で試せたのは、この夏の大きな収穫でした。

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Engelzeit2017

ライプツィヒ・タンツテアターの振付家、Alessio Trevisani氏に誘っていただいて、5月20日、21日と、初めてMagdaburg(マグダブルグ)という町に行ってきました。 今年はリフォメーションから500年です。作品は、「天使」という、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教をまたぐ存在がテーマになっていました。修道院を改装した現代美術館でのオープニングイベントとしての発表でした。アレッシオさんには、昨年から、私が3つのどの宗教にも属さないという事で、「何か出来るんじゃないですか?」と誘っていただいていました。自分の作品の製作中で、忙しい時期になるのは目に見えていて、ちょっと無謀だったのですが、心の声を無視できなくて、出演を決めました。自分の作品でも、振りを100%設定するのではなく、即興で場を感じた対応が出来るシーン作りを心がけています。今回のアレッシオ氏の作品も、空間の移動経路と、大まかな指示以外は、すべて即興でした。氏には、私の作品のメンターもお願いしたのですが、他者に振付をする過程と、ダンサーとして振付される過程を同時に経験出来て、大変良い勉強になりました。本番では、あまりの空間の美しさに、出演者一同、胸がいっぱいになりました。Dance Performance „Engelszeit – Interbeings“ by Alessio Trevisani21.5.2017 at Contemporary Museum in Magdeburg, GermanyMuseum : unter lieben frauen magdaburg

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ラジオドラマ

今年の1月23日に録音したラジオドラマが放送されました。しばらくは、ネットで聴けるみたいです。私は歌専門ですが、プロデューサー達と時間をかけて、ラジオでの声の使い方を少しずつ研究してゆきたいと思っています。

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Sound Traces Moves


An Improvisation Performance Evening  – a MAX* Event *The MAX series is conceived and organized by the MA Choreography (MAC) students of HZT Berlin. As…

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sketch no.1

時期が行ったり来たりするような気がしますが、5月にはサイト・スぺスィフィックをテーマにした講義がありました。晴れた日に、同級生のカイと街に繰り出して何本かビデオを撮影しました。普段、部屋の中にいて哲学書を開き「空間が動きを促す」と読んでもピンとこないものですが、野外に出ると突如自分の力ではどうにもできない事が沢山起きて、そこから動きというのは自分の中にも外にもあふれていることを実感します。「体がすでに記憶している動き」というテーマで、おばあちゃんがピアニストだというカイに、Hula Hut&The Seven Seasのリハーサルスタジオ近所の街角に立ってもらいました。 大変桜の美しい時期でした。ベルリンにも桜が咲きます。気候や水が違うせいか、日本のような風情の桜にはなかなか出会えないのですが、毎年、町中の桜の木々たちが日本の春を届けてくれているような気がして、ふと木々に感謝を覚えます。今年も綺麗で、嬉しかったなー。

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Update 12.06.2016

4月にリサーチブロジェクトを一本発表し、その後、何があったのか覚えていない位の勢いで、途絶えることなく次々とリサーチやパフォーマンス、コラボレーションの準備等に追われていました。先週は、Deutschlandradio Kulturのラジオドラマの収録に行ってきました。3時間半一本勝負という怒涛の録音でしたが、ドイチュラントラジオの素晴らしい設備で、ちょっと感激しました。去年も誘ってくださったチームなのですが、本当に、ご縁というのは何処からやってくるのか分からないものです。今年の12月に放送されるそうです。感謝。今週は、屋久島から舞踏家の虫丸さんがいらしています。去年に引き続き、先月85歳になったボブさん( Bob Rutman )と共演されるのに、サポートとして入ります。月末には、これも2年ごとの恒例イベントになってきたババズラのFusion Festival公演があります。ババズラとの共演は、もう4年目になります。毎回、トルコ語、先の読めない即興、曲のキー等、色々悪戦苦闘しつつ、少しづつ、自分なりの彼らの音楽との踊り方、歌い方を探ってきています。その前日の28日には、Eschschloraqueにてムラットの個人的なプロジェクト、シャドーダンス&ミュージックのMavigüneş69のライブにジョイントします。何度かセッションを続けているSchneider TMと一緒に参加するので、大変楽しみにしています。 その間、ハワイアンバンドのHula Hut & the Seven Seas のライブも3本ほど入っているので、勉強どころじゃないっていう感じですが、いえいえ、テオリーのセミナーが、とても興味深いところに入ってきているので、面白すぎて手を抜けない感じです。

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produktive

今月18日、大学で初めてのリサーチプロジェクトの発表をしました。自分がパフォーマンスにおいて興味を持っているのは、実は「見えないもの」なんだという事に思い至り、友人のMoritz Gagernと外山綾子ちゃんに参加してもらって、約3週間、「記憶」特に、子供の頃から気になっていたアンリ・ベルグソンの「物質と記憶」という本を読みながら、リサーチをしていました。日常にも、舞台にも、私が「感じていること」が、実は私だけじゃなくて、もっと多くの人のテーマになりうるもので「現象学」として学問になっていたというのは、目から鱗がハラハラと涙になって落ちるような、心を打つ発見でした。この興味がどこに向かうのかは私にも解らないのですが、見えないものが見えるような(別に心霊現象ではなく)ちょっとマジシャンのような教授たちに囲まれて、勉強できる幸せをヒシヒシと感じています。                                    綾子ちゃんの後ろ姿、瞑想中ですね。今日は、ドイツもメーデーでした。朝から、NY大学からいらしたAndré Lepecki教授の講義に参加しました。テーマは、ダンスのドラマトゥルクとその発展から、哲学とダンス、6週間後に出版される新しい本について等、話は私のリサーチのサブテーマだったベルグソンにも及び、昼休みも含めて5時間があっという間に経ってしまいました。難解なのは、難解なのですが、本人に会って目の前で話を聞く方が、著作を読むより楽しくすんなり学べる気がします。今のところ。 その後は、近所の劇場Sophiensealeに、先年講義を受けて以来ちょっとハマっている振付家、Peter Player氏のVisible Undercurrentを見に行ってきました。80年代のNYがその後のベルリンのダンスシーンに及ぼしている影響を紐解くような作品で、上記のレペッキ氏が研究、活動してこられた時間軸とリンクしていて、とても面白かったです。 今夜は、作品中でもNYの当時のダンスシーンを代表する一人として紹介されているYoshiko Chumaさんが見にいらしてました。思わず声をかけてしまったところ、大変気さくに色々話してくださいました。ダンスの歴史を知りたいと思っているわけではないのですが、今の私たちのダンスにつながる時代の先駆者だった方々は、今もそのSpiritを失わずに活動し続けていらっしゃって、本当にぐっと来ます。わかればわかるほど、もっとわからないものが空から降ってくる、そんな毎日です。  

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今日

目が覚めたら、3月11日だった。 世界中のいろんな国の人々の心の中で、いろんな日が、こんな風に強烈な体感を伴って記憶されていて、それは他の誰かが忘れても、一生心から消えないんだろう。

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