ライプツィヒ・タンツテアターの振付家、Alessio Trevisani氏に誘っていただいて、
5月20日、21日と、初めてMagdaburg(マグダブルグ)という町に行ってきました。
今年はリフォメーションから500年です。作品は、「天使」という、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教をまたぐ存在がテーマになっていました。
修道院を改装した現代美術館でのオープニングイベントとしての発表でした。
アレッシオさんには、昨年から、私が3つのどの宗教にも属さないという事で、「何か出来るんじゃないですか?」と誘っていただいていました。自分の作品の製作中で、忙しい時期になるのは目に見えていて、ちょっと無謀だったのですが、心の声を無視できなくて、出演を決めました。
自分の作品でも、振りを100%設定するのではなく、即興で場を感じた対応が出来るシーン作りを心がけています。今回のアレッシオ氏の作品も、空間の移動経路と、大まかな指示以外は、すべて即興でした。氏には、私の作品のメンターもお願いしたのですが、他者に振付をする過程と、ダンサーとして振付される過程を同時に経験出来て、大変良い勉強になりました。
本番では、あまりの空間の美しさに、出演者一同、胸がいっぱいになりました。
Dance Performance “Engelszeit – Interbeings” by Alessio Trevisani
21.5.2017 at Contemporary Museum in Magdeburg, Germany
Museum : unter lieben frauen magdaburg