終わりの始まり

先週、修士課程の最終試験を終了し、
大学生活もそろそろ終わり、のはずだったのですが、
マスターのコースが終わった後も、あと半年大学に残ることにしました。

振付の修士過程をとっていた大学は、ベルリン芸大エルンスト・ブッシュ演劇大学が共同で出資して3つのコースを運営している現代舞踊の為の大学機関、
Inter-University Centre for Dance Berlin(通称HZT)です。
私のコースは演劇大学に属していました。大変忙しい大学生活で、他の課と触れ合う時間がなくて残念に思っていましたが、修士課程が終わった後も半年在籍できることになったので、以前から興味があった演劇大学のドラマトゥルギーのコースに週一で聴講生として通わせていただくことにしました。

夏休み返上でステージングと振り付けを担当していたNeuköllner Operでのオペラ作品、
「Fuck the facts」も初日以来、たくさんのメディアが取材に来てくださっているようで、ほっとしています。
プロのコンテンポラリーダンサー達との仕事のプロセスとは180度角度を変えての振り付けで、諦めなくてはならない事も多かったのですが、役者も歌手も舞台機構や裏方も、自分にとってはコンテンポラリーダンスよりもずっとよくわかっている世界でのお仕事だったので、サクサクと、充実した毎日でした。
そして、この2年間で現象学等を読みながら考えていた事を、ダンス作品とオペラ作品という全く異なる舞台で試せたのは、この夏の大きな収穫でした。